毎日、暑い日が続いています。かつてこんなに暑い夏があったでしょうか?
私の記憶の中には、ないですね。パン生地もこんなに暑くては息苦しそうです。
パンを作るときは温度と湿度が肝心です。
できるだけ、涼しい環境で作りたいですが、エアコンガンガンかけても、理想の温度帯にはなりません。エアコンをかけると乾燥も気になってしまいます。この時期、頻繁に温度計を見て、パン生地の温度を測って、湿度を気にしています。
材料の小麦粉が水分を吸っていますから、捏ねるときの水分量を調節したりしますので、いつもより集中力を使います。
冷蔵庫で長時間低温発酵をしていると、冷蔵庫の温度がびっくりするくらい、低くなっていたり、逆に高くなっていたり・・・なかなかほったらかしにはできずにいます。復温させるときの、温度差でできる結露や、冷気にあたって生地がカサカサになっていたりと、トラブル続出です。
でも、こんな過酷な状況の中、焼きあがったパンを見ると「ほっ」としますね。
大変だけど、楽しいパン作りです。

福岡県出身。親の介護のために滋賀県に移住。社労士業を営む傍ら、パン教室の講師を始めました。楽健寺酵母を知ってもらい、ひとりでも多くの人においしいパンを食べてもらいたいと思い、一念発起しました。60代から始める新しい取り組みを応援してください。